数ヶ月にわたる開発と一部のマーチャント様とのテストを経て、Shopifyアプリストアにて最新アプリ Setpilot をリリースしました。これは「喜ばしい注文が、実際に利益を生んでいるのか」を明確にする、利益分析に特化したツールです。

Shopifyの標準レポートでは、売上や販売数、マーケティング指標は確認できますが、利益を正確に把握することは困難です。売上原価、送料、決済手数料、広告費、フルフィルメントなど、売上から手元に残る利益までの細かなコストを考慮し始めると、標準ダッシュボードでは対応しきれません。そのギャップを埋めるのがSetpilotです。
Setpilotでできること
Setpilotは、Shopifyの売上、商品、在庫データと、売上原価、送料、広告費、決済手数料、フルフィルメントといった損益に関わるあらゆるコストを統合します。これにより、ストア、商品、注文、国、期間ごとの利益をリアルタイムで可視化します。

最大の特徴は、CM1からCM4までの4段階の貢献利益分析です。損益計算書をこの形式で作成したことがない方のために、簡潔に説明します。
- CM1 strips out the direct cost of the goods you sold.
- CM2 layers in variable order costs — payment fees, shipping, fulfillment, returns.
- CM3 brings in marketing spend, so you can see profit after Facebook and Google ads have taken their cut.
- CM4 adds your fixed operating costs to land you at true net profit.
多くのマーチャント様はCM1(売上総利益)を把握し、ExcelでCM3(広告後利益)を概算していますが、4段階すべてを自動更新で管理できているケースは稀です。この管理の差が、経営判断の成否を分けます。
標準ダッシュボードを超えて成長したストアのために
Setpilotは、成長中のShopifyストアとその運営を支援するエージェンシー向けに設計されています。月間数百件以上の注文があり、売上ではなく利益率に基づいて広告予算、商品構成、価格設定、在庫の判断を行いたい方に最適なアプリです。
これは単なる多機能なダッシュボードではありません。運営会議で実際に議論される以下の問いに答えるために設計されています。
- 広告費を差し引いた後、本当に利益が出ている商品はどれか?売上レポートでは好調に見えても、実は赤字の商品はないか?
- 送料、手数料、返品を考慮した真のROASはいくらか?
- 現在の顧客獲得単価(CAC)で、どの顧客セグメントを狙うべきか?
- どの在庫がキャッシュフローを圧迫しており、欠品前に何を再発注すべきか?
Setpilotはこれらの問いに直接答えます。純利益、貢献利益、平均注文単価(AOV)、注文数が一つの画面に集約されます。期間比較や国別のフィルタリング、注文・商品単位の詳細分析が可能で、データの共有も容易です。
重要な外部連携
Shopifyマーチャントにとって最大のコスト要因である広告費を把握するため、SetpilotはFacebook広告およびGoogle広告と直接同期します。接続すれば、毎週CSVをエクスポートすることなく、広告費が自動的に損益計算に反映されます。また、Axon Ads、Meta Ads、Googleスプレッドシートとの連携にも対応しています。

自動化が難しい仕入れ請求書やカスタムパッケージなどのコストは、手動入力で適切な貢献利益の項目に分類できます。この手動入力機能は重要です。API連携だけではカバーできない例外的なコストは必ず存在し、それを無視するとダッシュボードは美しくても不正確なものになってしまうからです。
データに直接問いかける
私が個人的に最も期待している機能が、SetpilotのMCP連携です。ClaudeやChatGPTなど、Model Context Protocol(MCP)をサポートするAIアシスタントを使用すれば、Setpilotのデータに直接接続し、自然言語で質問を投げかけることができます。
- 「先月、CM3が最も低かった商品はどれ?」
- 「昨年の同時期と比べて、ブレンドROASはどうだった?」
- 「国別の平均注文利益は、ボリューム加重でいくら?」
エクスポートも、チャットへのスクリーンショットの貼り付けも不要です。アシスタントがアカウントからライブデータを取得して回答します。別のダッシュボードに張り付く必要がないため、Shopifyビジネスの財務状況を把握する手段としては、これまでで最も迅速な方法です。
料金プラン
Setpilotはインストール無料です。トライアルストアや開発ストア向けの無料プランに加え、14日間の無料トライアルもすべての有料プランでご利用いただけます。料金は月間注文数に応じて変動します:
- Start — 月額29.99ドル(月間300注文まで)
- Grow — 月額79.99ドル(月間1,000注文まで)
- Pro — 月額149.99ドル(月間3,000注文まで)
- Ultimate — 月額399.99ドル(注文数無制限)
すべてのプランで、CM1〜CM4分析、損益計算書ダッシュボード、広告同期、商品原価管理、注文単位の利益内訳、在庫追跡、24時間年中無休のチャットおよびメールサポートといった全機能をご利用いただけます。アップグレードを促すために特定の機能を上位プランに制限することはありません。
利用開始までの流れ
インストールは数分で完了します:
- Shopify App StoreからSetpilotをインストールします。
- 広告アカウント(Facebook、Google、Meta、Axon)を連携させ、広告費を自動的に反映させます。
- 商品原価を追加します(CSVアップロード、Googleスプレッドシートからのインポート、またはShopifyの既存の原価データをSetpilotで取得)。
- ダッシュボードを開きます。インポート完了後、すぐに正確な利益率と過去のデータを確認できます。
コスト構造をCM1〜CM4フレームワークに当てはめる際のアドバイスが必要な場合は、サポートチームが丁寧にご案内します。これまで多くのマーチャントを支援してきた経験から、最適な分類方法をご提案いたします。
開発の背景
Digismoothieでは、Candy Rackをはじめとするアプリを通じて、数千ものShopifyマーチャントを支援してきました。そこで最も多く見られる課題は、売上の成長を追うあまり、最終的な利益の健全性が見えていないという点です。ブラックフライデーで記録的な売上を上げても、割引、広告費、返品が利益を圧迫していれば、閑散期の10月よりも状況が悪化することさえあります。見えないものは改善できません。
Setpilotは、私たちが自分たちのために欲しかったツールです。明確で、高速で、コストに対して誠実であり、Shopifyストアの実際の運営に合わせて構築されています。四半期末を待たずに、今すぐ自社の収益性を把握したい方は、ぜひお試しください。
Shopify App StoreからSetpilotをインストール →
詳細はsetpilot.comをご覧ください。






