米国マーチャントから「欧州市場で成功するにはどうすればいいのか」という質問を頻繁に受けます。単なる多通貨対応だけでなく、立ち上げの成否を分ける運用面の詳細についてです。こうした相談が多いため、プラハから遠隔で対応するのではなく、米国に専用拠点を設けて直接サポートすることにしました。
なぜ今、米国なのか
これまで私たちが手がけてきた仕事のほとんどは、すでに欧州で事業を展開しているマーチャント向けでした。チェコやスロバキアのブランド、中東欧のパートナー、そしてPhilipsのような、欧州市場をShopifyで統合・運用する必要があるエンタープライズ企業が中心です。しかし最近、逆方向からの依頼が増えています。米国で強固なビジネスを築き、次のステップとして欧州を見据えているものの、その難易度を過小評価しているマーチャントからの相談です。

Shopify Marketsと展開用ストアの使い分け、VAT登録、国ごとの決済手段、多通貨価格設定、翻訳を感じさせないローカライズ、GDPR、複雑な規制下での物流など、経験者にとっては当たり前のことでも、未経験者にとってはプロジェクトを数ヶ月遅らせる要因となります。私たちはそのギャップを埋める存在です。長年、欧州のShopify Plus環境で、単一アカウントによる複数市場運営に携わってきた経験を、直接お伝えしたいと考えています。
米国に拠点を置くことで、時差を気にせず現地の担当者とやり取りが可能になります。私たちが培ってきた欧州市場の深い知見をそのままに、今年から本格的に体制を構築していきます。
私たちは、逆の立場からこの経験を積んできました
私たちの欧州市場における知見を示す2つの事例を紹介します。Philipsからは、リトアニア、ラトビア、エストニア向けに、グローバルな商品フィードや同社のERP・価格システムと連携した個別のローカライズ済みShopifyストア構築の依頼を受けました。Dedolesは、15市場に対応できなくなったレガシーなカスタムプラットフォームからの脱却を求めていました。Shopifyへの移行後、リピーターの成長率は20%向上しました。

どちらのプロジェクトも、市場ごとの的確な判断が不可欠でした。どの国でどの決済手段が重要か、欧州の税制や物流ルールに合わせてERP連携をどう構築すべきか、そして単一のテンプレートをそのまま流用できない箇所はどこか、といった判断です。
最新のクライアントであるCodex Labsも同様のケースです。シリコンバレー発のスキンケア・バイオテックブランドである同社は、すでにスロバキア、アイルランド、英国、ドイツ、フランス、オーストリアの皮膚科クリニックやエステサロンで販売を行っています。Codex Labsは、私たちが米国進出で支援したいと考える、欧州で実績があり、ゼロからではなく拡大フェーズにある米国企業そのものです。
トロントのDotDevでお会いしましょう
米国拠点の構築には、直接お会いすることが重要です。Digismoothieチームは、7月21日〜22日にトロントで開催されるShopifyの開発者イベントDotDevに参加します。欧州進出やShopify Plusの複数市場運用について相談したい方は、ぜひ会場でお声がけください。

米国ブランドを構築中で欧州進出を検討されている方、あるいはすでに欧州展開で苦戦されている方は、ぜひお問い合わせください。






