Candy Rackの分析機能では、ストア全体のアップセルパフォーマンスを確認できます。しかし、これまで「この特定の注文に含まれるどの商品が、どのオファーから追加されたのか」という詳細な情報を確認するのは困難でした。

その答えが、注文ページで直接確認できるようになりました。Shopifyの注文詳細ページに新しく追加されたCandy Rackブロックでは、その注文によるインクリメンタルセールスが表示されるほか、Candy Rack経由で追加されたすべての商品(商品名、バリエーション、価格、顧客が承諾した配置、オファー名とリンク)が一覧表示されます。
ブロックの表示内容
ブロックは2つのセクションで構成されています。上部には、Candy Rack分析ダッシュボードでおなじみの「インクリメンタルセールス」が表示されます。ダッシュボードではCandy Rackのオファーによって直接生み出された総売上を指しますが、ここでは該当する注文のみの売上を表示します。その下にある「Candy Rackにより追加」セクションには、アップセルされた商品が個数とともにリストアップされます。
1つの注文に複数のオファーが含まれることが多いため、各行には個別のオファーリンクが用意されています。スクリーンショットの注文例では、4つのオファーから5つのアップセル商品が追加されており、埋め込みブロックのボタンオファーと、ボリュームバンドルのバンドルレイアウトという2つの配置が利用されています。
開発の背景
導入の主な理由は、サポートとフルフィルメントの効率化です。これまで、アップセルの痕跡は技術的なラインアイテムプロパティとcandyrackという注文タグのみでした。これらはフルフィルメント業務の妨げになることが多く、サポート担当者にとっても商品の追加経緯が不明瞭でした。新しいブロックは「なぜこの商品が注文に含まれているのか」を、注文ページ上で直接、分かりやすく説明します。
2つ目の理由は、数値に対する信頼性です。3,199店舗のShopifyストアを対象としたアップセルベンチマークのようなストア全体のデータは、アップセルの有効性を判断するのには役立ちますが、個別の注文を確認することはできません。このブロックは、インクリメンタルセールスの数値をその根拠となる商品リストの直上に表示するため、注文内容と数値を直接照らし合わせることが可能です。
このブロックでは、ストア全体のデータは意図的に除外しています。個別の注文を確認する際に30日間の合計値は不要なため、平均注文額や総インクリメンタルセールス、オファー全体のパフォーマンスは引き続きCandy Rack分析で確認できます。また、管理画面を離れることなくShopify Sidekickに問い合わせることも可能です。
注文ページへの追加方法
Candy Rack側での設定は不要です。管理画面でブロックを表示するだけで完了します。
- Candy Rack経由で商品が追加された注文をShopify管理画面で開きます。
- 「ブロック」セクションまでスクロールし、Candy Rackブロックが表示されていない場合は追加してください。
- ブロックのピンアイコンをクリックすると、今後の注文ページにも常に表示されるようになります。

留意事項
- このブロックはデータの読み取り専用です。注文内容、タグ、ラインアイテムを変更することはありません。
- Shopifyの仕様により、各管理画面ブロックの高さには制限があります。300pxを超えるコンテンツは「もっと見る」ボタンの背後に折りたたまれます。このボタンはアプリ側で削除できないため、アップセル商品が多い場合は追加で1回クリックする必要があります。
注文詳細ブロックは、Candy Rackで今すぐご利用いただけます。まだCandy Rackをお試しでない場合は、Shopify App Storeからインストールしてください。どのオファーや配置から始めるべきか迷っている方は、収益の25%を生み出すアップセル戦略の構築方法をご覧ください。





