TryPointは、ファッションストアに写真ベースのバーチャル試着を追加するBuilt for Shopifyアプリです。GoogleのAIモデルを利用し、商品ページを離れずに顧客の写真へ衣服を合成します。水着、ドレス、トップス、体に密着する衣服など、着用イメージが伝わりにくい商品に特に向いています。ただし、正確なサイズや着心地を予測する機能ではないため、自社の商品画像と顧客層に近い写真で結果を確認する必要があります。
主な機能
- AI生成: 顧客写真を使ったAI試着。トップス、ドレス、水着、ビキニ、アウター、体に密着する衣服が公式に案内されています。
- ストアへの設置: テーマ編集なしで商品ページに追加できるワンクリック導入と、カスタマイズ可能なボタン。
- 背面表示: 商品ページに背面画像がある場合の後ろ姿試着。
- 購入者向け機能: メール収集、画像のダウンロードと共有、試着後の満足度調査。
- UGC利用許可: Shopify管理画面のギャラリーで結果を確認し、選んだ画像をAI生成UGCとして再利用する許諾を取得。
- 分析と連携: ファネル分析とKlaviyo、Mailchimp、Omnisend、Yotpo、VideoPoint連携。
料金と無料トライアル
Freeプランは合計20回の試着と主要機能を利用できます。Pay-as-you-goは月額0.01米ドルに加え、1回あたり0.29米ドルです。Basicは月額19.99米ドルで月100回、超過分は1回0.19米ドルです。Growは月額99.99米ドルで月1,000回、超過分は1回0.10米ドルで、APIと拡張サポートも含みます。BasicとGrowには7日間の無料トライアルがあります。大規模ストア向けAdvancedは個別見積もりです。ショッパブル動画の作成には、別途VideoPointプランが必要です。
評価とレビュー
調査時点でTryPointはShopifyの11件のレビューから5.0を獲得し、すべて5つ星です。水着、下着、デニムなど難しい商品の再現性、簡単な導入、迅速なサポートが繰り返し評価されています。5か月から6か月利用したストアの投稿も複数あり、導入直後だけの感想より参考になります。一方でレビュー数はまだ少なく、コンバージョンや返品改善に関する記述は加盟店の体験談であり、独立した検証結果ではありません。
注意点
無料の20回は主に相性確認向けで、従量課金の1回0.29米ドルは利用が増えると予算を読みづらくします。公式資料はトップス、ドレス、水着を中心に説明しているため、それ以外の商品カテゴリーは十分なテストが必要です。また、顧客のアクティビティ、商品、直近の注文、割引、Webピクセル、テーマなどへのアクセス権を求めます。元写真は24時間以内に削除され、AI学習には使われないとされていますが、GDPRページとDPAでは生成結果と同意記録の保存期間が一致していません。導入前に適用される契約条件を開発元へ確認し、ストア側のプライバシー表示も調整してください。これは法的助言ではありません。
まとめ
TryPointは、独自開発なしで視覚的な試着を提供したいファッションブランドにとって有力な選択肢です。簡単な設置、データ収集、UGC許諾の流れは、単純な画像生成ツールより実用的です。本格導入前に代表的な商品で精度を検証し、想定利用量で費用を計算し、保存期間を開発元と確認することをおすすめします。



